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豆知識
1.ダイエットと骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
無計画な減量により栄養素が欠乏すると、骨粗鬆症に至る場合があります。
骨粗鬆症とは、骨の密度が薄くなり、空洞部分が増えるなどして骨の強度が弱くなる症状です。
骨粗鬆症の危険性は男性よりも女性の方が高く、特に20歳前後の骨の成長期にあたる時期の無理な減量は非常に危険です。
骨粗鬆症は1996年には日本で1000万人、2001年には1200万人と言われ、急増しています。
それでなくとも日本人の食生活がファストフードやインスタント食品、ジャンクフードなどに傾倒し、マグネシウムなどの骨のカルシウム吸収を促進する物質の欠乏、ビタミンD不足などが問題となっている現代において、無理なダイエットはよりいっそうの栄養不足を引き起こしかねません。
食事制限によるダイエットを試みる際には、骨粗鬆症を防ぐ栄養分をしっかり摂取するようにしましょう。
2.ダイエットしても痩せない理由とその対処法
ダイエットをしているのにも関わらず、痩せない場合がありますが、これには原因による場合があります。
食事制限のみのダイエットの場合、摂取カロリーが減って、不足したエネルギーを補うために、脂肪と同時に筋肉も分解され、筋肉量が減少してしまいます。すると、基礎代謝が減り、消費カロリーも減るので、摂取カロリーと消費カロリーが釣り合うことになり、体重が減少しにくくなります。
このような場合には、食事制限と、筋肉量を増やすような運動を合わせてダイエットを行うと良いでしょう。
しかし、食事制限と運動を合わせたダイエットをしても痩せる人と痩せられない人がいます。これら「ダイエットをしても痩せにくい人たち」には食事を取っても体温が上昇しにくいという共通点があります。通常、人は食事をすると、交感神経からノルアドレナリンが放出され、熱を作り出す働きを持つ褐色脂肪細胞と結合します。この細胞が活性化して体温が上昇し、カロリーが消費されているのです。しかし、痩せにくい人たちは、β-3 アドレナリン受容体の遺伝子に異常がありノルアドレナリンを受け取ることができず、褐色脂肪細胞は活性化できないためカロリーを消費できないという現象が見られます。この場合、1日あたり通常と比べ約200kcal(脂肪28g分)エネルギー消費量が少なくなってしまいます。
そして、日本人の1/3がこの遺伝子に異常があり、生まれつき痩せにくい体質だと推測されています。辛い物や熱い物を食べても汗をかかない人や、少し食べただけで体重が増える人はこの遺伝子に異常がある可能性が高いと思われます。しかし逆に考えると、その場合でも、1日さらに200kcal分多く減らすようなダイエットメニューにすることで痩せることができるはずと考えられます。
3.ダイエットと胆石
過剰な減量により食事量が急激に減ると、胆汁が濃縮され、その結果、胆石を引き起こしやすくなります。実際、極端なダイエットには胆石が多く報告されています。
また、減量状態では、胆石の成長速度も速いのです。ある報告によると、週1,5キロ以上の減量で胆石の成長速度は週に1,5%から3,2%にも達するようで、超低カロリーダイエットを経験した多くの人が胆石症の発症を見ています。こうした低カロリーの急激なダイエットは若い世代の胆石の大きな原因の一つとなっています。
食べなければもちろん痩せることはできますが、その結果体をこわし、入院生活を余儀なくされたり、病気になった事への恐怖心から食事量が元に戻り、一気にリバウンドしてしまっては元も子もありません。
食事制限によるダイエットを行う場合でも「しっかり食べる」ことは必要です。要は「何をどう食べるか」が大切なのです。
4.ダイエットと生理不順
急激な減量をした場合に生理不順が起こる場合があります。これは視床下部の一種の防御反応であり、飢餓状態を体が感じ取り危険なので妊娠しないようにしてしまうと考えられます。
ダイエットによる視床下部異常の無月経は短期間に簡単に治るものではありません。ダイエットをしていて3ヶ月(3周期)生理が止まった場合は、産婦人科専門医の診察を受けた方が無難でしょう。
このような状態にならないよう、必要な栄養はしっかり摂る計画的な食事制限を行うようにしましょう。
5.「痩せる!」と言われている噂の真相
「指にテープを巻くと痩せる!」「温泉に入ると痩せる!」など、痩せることに関する噂はあとを絶ちません。果たしてこれらの噂は本当なのでしょうか?
[ゲルマニウム温泉に手足を20分浸けると部分痩せが可能!?]
ただのお湯よりも様々なミネラル成分が含まれているお湯の方が体内深部の温度は上昇し易いことがわかっています。ただし入浴自体の消費カロリーは少なく、ゲルマニウムと言っても入るだけで痩せるものではないと思われます。体脂肪も入浴だけでは減りません。
[指にテープを巻くと痩せる!?]
「足の親指に人差し指を重ねてテープで巻いて、2時間おいておいたら、足が細くなる」など、テーピングによるダイエット法をよく耳にします。
しかし現在、医学的にはテーピングによって痩せることは証明されていないようです。場合によっては、「指のツボ」という東洋医学の見地から、何らかの効果があるのかも知れませんが、目に見える効果が報告された例はないようです。
[タバコを吸うと痩せる!?]
タバコを吸うと食欲がなくなり、痩せると言われていますが、実際にはタバコには意外と食欲減退作用は少ないようです。
タバコを吸っている間は「吸いたい」という欲求が満たされるため、ひとまず空腹を紛らわすことはできますが、これはタバコに限らず、なにか好きなことに集中しても同様の効果は得られるようです。
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