半身浴ダイエット

　文字通り半身だけお湯につけるという入り方によって痩せようというダイエット法です。お湯に浸かっていない半身との温度差ができる事で血行が良くなり、新陳代謝が活発になることでエネルギーを消費しやすくなり、脂肪燃焼効果がアップします。
　40度のお湯に20分入っていると、約100kcalを消費することができます。発刊作用のある入浴剤や、肌を綺麗にする成分のある入浴剤を入れて入浴すれば、こちらの効果も期待できます。
　また、食前に行えば、体が温まることで皮膚の血管が広がり、胃腸の血管が収縮するために胃の運動がゆるやかになり、その結果胃液の分泌が自然に減り、食欲が抑えられる効果があります。
　半身浴ダイエットのみを行うのではなく、これによって代謝がアップしている状態で他のダイエットを取り入れることで相乗効果が期待できます。

●半身浴ダイエットの方法
（１）まずは下半身から丁寧にかけ湯をします。 かけ湯は足など冷えているところから。
（２）37〜39度くらいのぬるめのお湯に半身浴（みぞおちから下の部分だけつかる事）をします。目安の時間は20〜30分程です。その後、一度あがって体や髪を洗いましょう。（３）次にもう一度湯舟につかります。今回は全身浴でも半身浴でもどちらでも結構です。（４）最後にかけ湯をしてあがりましょう。夏場は冷水（25〜27度くらい）をかけると、お肌も気持ちも引き締まります。いきなり冷水をかぶるとすごく冷たく感じるので、シャワーなどでまず暖かいお湯をかけ、徐々に水温を下げていくと良いでしょう。

入浴後は、水分補給を心がけましょう。ミネラルウォーターや薄めの健康茶を選んでください。ビールなどは利尿作用があるのでかえって水分を失うことになります。

●湯船の中でのストレッチ
　湯船の中でのストレッチは水圧がかかるため、意外と効果があります。
（１）足は伸ばしたまま､両手を後ろにおき、手の平を前方向にします。そのまま水をかく要領で水面まであげます。スレスレでとめて5秒間、5セットを目安に。
（２）両足を軽く曲げて座ります。腰から下は動かさないようにしながらゆっくり左右にひねります。ひねったところで5秒間。
（３）ヒップラインを、おしりを持ち上げるようにさすり上げます。
（４）ふくらはぎを下から上にずらしながらひねっていきます。
（５）太ももの外側から内側に向けてもみほぐします。