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ウォーキング


 ダイエットのための運動としては有酸素運動が効果的と言われています。有酸素運動の代名詞としてはジョギングがありますが、ジョギングほど負担の少ない、気軽に始められるものとしてウォーキングがあります。
 ウォーキングとは「歩く」こと。でも、ただ散歩するようにノロノロあるいていてもたいした効果は期待できません。

●ウォーキングの方法
 背筋を伸ばして歩幅を普段歩くより広げ、腕を大きく振り、腰をひねるようにして早足で歩きます。かかとから着地し、つま先で地面をけり出すように意識すると、より効果があります。

★歩幅は少し大きめに
普段の歩幅は身長×0.37くらいですが、ウォーキングの場合は身長×0.45が目標の歩幅です。身長160cmの人なら70cmを少し越えるぐらいです。

★速度も普通に歩くときよりも少し早めに
少し息がはずむぐらいが効果的です。きびきびとリズミカルに歩いていきましょう。腕を大きく振り、腰をひねるようにすると歩幅も広げやすくなります。

 1日15分くらいから始めて、慣れてきたら30分から1時間くらいに増やしていきましょう。これを週に2〜3回行います。
 ウォーキングは体脂肪燃焼という効果だけではなく、習慣化すると心肺機能が高まり、運動能力が上がることにより、これに伴って基礎代謝も上昇して痩せやすい体質になります。

(注意)
 ウォーキングはジョギングに比べて危険度の低いトレーニング方法ですが、朝起きてすぐのウォーキングには注意してください。
 朝は、空腹により血糖値が低下しているため、そのままの状態で運動をすると立ち眩み等の原因になる事があります。アミノ酸食品やカロリーの低いダイエット食品などを軽く体内に入れてからおこなうとよいでしょう。また、血圧が最も高くなる時間帯でもあるので、ご高齢の方など体調に不安のある方は無理をしないようにして下さい。

 <注意点>
 ● 準備運動を入念におこなう
 ● 起床直後しばらくは安静に過ごし(一時間程度)、血圧の上昇を抑える
 ● 冬は防寒・夏は暑さ対策を考えた服装を
 ● 起床後の体に水分を補給する(ミネラルウォーターや健康茶など)
 ● 絶対に無理をしないこと


●靴選びのポイント
 
ウォーキングの靴は、なによりも足に合っていることがたいせつ。靴と足が一体となって、履いていることを意識させない靴が理想的。膝や足首への衝撃を吸収してくれるものを選ぶこと。

・つま先
靴と足の指先の間に5mmから1cmのゆとりがあり、足の指で地面をしっかりおさえることができるもの

・土踏まず
柔軟性があって、土踏まずのカーブと靴のカーブが合っているもの

・かかと
弾力性があって靴とかかとの間に5mmくらいのゆとりがあり、安定感があるもの


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